Spanish Columnスペイン語コラム

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スペイン語の名前が付いたスイーツベスト5

パエリアに生ハム、チョリソ、アヒージョ、など、一度は本場のスペイン料理を食べてみたいという方は多いのではないでしょうか。しかし、スペインのあま~いスイーツも忘れてはなりません。

スペインのお菓子は、地域によってさまざまな特色があります。特に、スペインは、ポルトガルやフランス、イタリアなどのヨーロッパの国々のほかに、北アフリカに近接していることから、アラブの影響を受けたスイーツもたくさんあるのです。

おいしそうなお菓子ばかりでどれにしようか目移りしてしまいますが、今回はスペイン語の勉強にも役立つ5つのおすすめスイーツをご紹介します。

01アロス・コン・レチェ(Arroz con leche)

アロス・コン・レチェとは甘いライスプディング(ミルク粥)のことで、スペインでは大変ポピュラーなおやつです。お米と牛乳や砂糖、レモンの皮を一緒に煮てから、仕上げにシナモンをふりかけて食べます。温かいまま食べるのが一般的ですが、夏は冷蔵庫で冷やして食べると、また格別です。

アロス・コン・レチェは子供が歌う童謡としてもよく知られていて、歌は次のような歌詞ではじまります。

Arroz con leche,

(アロス・コン・レチェ)

me quiero casar con una señorita de San Nicolás.

(サン・ニコラスから来たお嬢さんと結婚したいな)

ここで、歌詞の中に使われているconという前置詞に注目してみましょう。conは英語のwithの意味に近い意味で、「~と」や「~で」と訳されます。例えば、Arroz con lecheは「牛乳(leche)と一緒に煮た米(arroz)」、casar con~は「~と結婚する」という意味になります。

02チュロス(Churros)

チュロス(Churros)

チュロスは星形の断面が特徴的な揚げ菓子で、おなじみの輪っかのような形の他に、スティック状のものがあります。日本ではそのまま食べることが多いのですが、スペインでは朝食に「Churros con Chocolate」(チョコラテを付けたチュロス)を食べるのが定番です。

Churrosの最後のsは複数形を表しているので、1本の場合はChurro(チュロ)といいます。特に、発音する際はrrの巻き舌に注意しましょう。誤ってchulo(チューロ)と発音すると、「カッコいい」とか「ヒモ男」という全く違った意味になってしまいます。

03タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)

タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)<

タルタ・デ・サンティアゴは、ガリシア地方にあるサンティアゴ・デ・コンポステラ発祥のケーキです。前置詞deは「~の」「~から」と訳されることから、Tarta de Santiagoは「サンティアゴのケーキ」という意味になります。アーモンド粉・砂糖・卵だけで作られていて、仕上げの際に、粉砂糖でサンティアゴ(聖ヤコブ)の十字の型を抜くのが習わしです。

それに対して、Santiago de Compostelaというちょっぴり長い町の名前は、ラテン語で「サンティアゴにとって良い場所」という意味なのだそうです。聖ヤコブの遺骸が祀られているキリスト教の三大巡礼地の一つで、世界中から多くの人が訪れます。もしも、どこかで巡礼者に会うことがあれば、「Buen camino!」(良い道を!)と挨拶しましょう。

04クレマ・カタラナ(Crema catalana)

クレマ・カタラナ(Crema catalana)

クレマ・カタラナはカタルーニャ地方のお菓子で、カスタードクリームを冷蔵庫で冷やした後、表面にかけたグラニュー糖を焼きゴテで焦がすことによって、表面はパリパリ、中はトロトロの食感が得られるのが特徴です。最近は「カタラーナ」いう呼び名で日本でも広まりつつあります。

catalanaは、「カタルーニャの」という意味の形容詞catalanが、女性名詞cremaを修飾することで語尾にaが付いたもので、直訳すると「カタルーニャのクリーム」という意味になります。キリストの養父だった聖ヨセフの祝日に食べることから、カタルーニャ語では「Crema de Sant Josep」とも呼ばれています。

05ブニュエロス(Buñuelos)

ブニュエロスはフワフワした食感の揚げドーナッツで、アニスという植物のお酒が香りのアクセントとなっています。軽い口当たりのBuñuelos de viento(風のブニュエロス)やBuñuelos de calabaza(カボチャのブニュエロス)、中にクリームが入ったものなどがあり、復活祭前の四旬節やハローウィンの翌日の万聖節に食べられます。

ブニュエロスといえば、一般的に甘いお菓子のことをいいますが、スペイン語では揚げもの全般を指す場合があります。そのため、postre(デザート)だけでなく、バカラオ(鱈)のすり身を揚げた「Buñuelos de bacalao」という代表的な料理のほか、patata(じゃがいも)、queso(チーズ)、espinaca(ほうれん草)のブニュエロもあります。

番外編チュッパ・チャプス(Chupa Chups)

チュッパ・チャプスと言えば、日本でもよく知られている棒付きのキャンディですが、これも立派なスペイン生まれのお菓子なんです。もともとはCHUPS(チャプス)という名前でしたが、ラジオCMで、「Chupa un CHUPS!」(チャップスを舐めよう!)という歌が流れたことから、その後「Chupa Chups」と呼ばれようになったそうです。

今や、世界160か国以上で販売されているチュッパ・チャプスは、一度見たら忘れられないキュートなパッケージも特徴的。実は、あのヒナギクをかたどったロゴが、世界的に有名なスペイン出身の画家サルバドール・ダリのデザインだということはあまり知られていません。

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50すぎ渋谷の中年オヤジ社長 
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何度挫折してもあきらめないぞ!
スペイン語に再トライ
夢はずばり、趣味のマラソンでスペイン語圏を疾走、世界中に散らばっていった Mis Amigos との再会。
世界の平和を祈りながら。

スペイン語挑戦への5か条

  1. 一日2時間スペイン語学習 どんなに忙しくても最低1時間
  2. 習ったことのまとめをこのコラムでする。
  3. 人知れずする
  4. 泣き言いわない
  5. 仕事を言い訳にしない

大学卒業後、バブル時代をリクルートコスモス社にて勤務。
アメリカMBA留学中に、学費を稼ぐために自身の大学にて日本語講師を3年間勤める。
時を同じくイリノイ州日本人学校補習校で中学生担任を勤める。
帰国後米国大手システムコンサルタント会社勤務、GMジャパンカスタマーサポートチームマネージャー職を歴任。
1997年外国語会話ラングランドを創業
現在株式会社ローランドコーポレーション代表取締役
妻一男二女の5人家族

趣味 ランニング、ゴルフ、水泳、空手など

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