Spanish Columnスペイン語コラム

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スペイン語初心者への文法基本的ルールを書いている女性

中学・高校で習う英語と違って、スペイン語の文法と聞いても「全くイメージが湧かない」「ちんぷんかんぷん」という人は多いはず。そこで初心者にも分かりやすく、スペイン語の文法についてまとめてみました。

日本人には発音しやすく、世界的にみて簡単な言語といわれるスペイン語には、どのような特徴があるのでしょう?まずは基礎の文法から、スペイン語の楽しさに触れてみましょう。

1.逆さまの疑問符や感嘆符を文頭に付ける

英語では疑問文と感嘆文に、それぞれクエスチョンマーク“?”とエクスクラメーションマーク“!”を文末に付けますが、スペイン語では文頭と文末の2か所にマークをつけます。さらに、文頭に付けるマークは、以下の文章のように逆さまにして付けることになっています。

「いくらですか?」
¿Cuánto es?(クアント エス)

「なんてこったい!」
¡Madre mía!(マドレ ミーア)

2.シングルクォーテーションやチルダなどのアクセント記号が付く

スペイン語では、Adiós(アディス)やtelevisión(テレビシン)のように、アクセント記号がついた母音の部分にアクセントを置いて発音します。ただし、アクセント記号のない単語を見つけた場合は、次のようなルールのもとにアクセントの位置を判断しましょう。

・母音またはnやsで終わる単語
後ろから2番目の母音にアクセントを置きます。
例)「じゃがいも」patata(パタ)、「辞書」diccionario(ディクショナオ)

・nとs以外の子音で終わる単語
最後の母音にアクセントを置きます。
例)「あなた」usted(ウス)、「時計」reloj(レロー

また、スペイン語では「ニャ」「ニ」「ニュ」「ニェ」「ニョ」という発音をする単語には、nの上にチルダ(˜)という記号を付けたエニェ(Ñ、ñ)が使われます。エニェは、スペイン語のアルファベットではNとO間にある、15番目の文字です。

「スペイン語」
Español(エスパニョール)

「エルニーニョ(気象現象)」
El Niño(エルニーニョ)

3.名詞に性別がある

男性名詞と女性名詞について考えている女性

日本語や英語にはないルールの一つに、「男性名詞」「女性名詞」のような名詞の性別があります。男性名詞はpadre(お父さん)などの男性に関連する名詞や-oで終わる単語、女性名詞はmadre(お母さん)などの女性に関連する名詞や-aで終わる単語というように、主に名詞の意味や語尾によって名詞の性別を区別します。

4.主語によって動詞が変化する

基本的にスペイン語の動詞には、-ar/-er/-irの3種類の語尾に分かれます。さらに、それらはyo(一人称「私」)、tú(二人称「君」)、él(三人称「彼」)のような主語の変化によって活用します。

例えば、規則的に活用する「規則動詞」の場合は、以下のように語尾が変わります。

主語 一人称「yo」 二人称「tú」 三人称「él」
comprar(買う) compro compras compra
comer(食べる) como comes come
vivir(住む) vivo vives vive

さらに英語の同じように、過去や過去完了のような時制によっても動詞の形は変化します。

5.形容詞は性数一致が基本

スペイン語では、「性数一致」というルールのもとに形容詞が変化します。「性」は性別を意味し、修飾する名詞が男性名詞か女性名詞かによって、語尾の変化が異なります。また、「数」とは名詞の数を表すもので、修飾する名詞が単数または複数かで、さらに異なる形に変化します。

例)blanco(白い)

男性 単数 blanco
複数 blancos
女性 単数 blanca
複数 blancas

6.語順の自由度が高い

スペイン語の語順は、基本的には「主語」+「動詞」+「目的語や補語」となっています。ところが、SVOやSVCのように順番が固定されている英語に比べて、スペイン語には語順を並び変えても意味が通じやすいという特徴があります。

例えば、Yo quiero esto.(yo:私/quiero:欲しい/esto:これ)という文章を、“Quiero yo esto.“と動詞と主語を入れ替えても、特に違和感なく使うことができるほか、“Esto yo quiero.“とすることも可能です。

7.主語を省略しても通じる

笑顔で会話するスペイン人男女

例えば、日本語で単に「話します」と言っても、主語がないので一体誰が「話す」のか相手に伝わりません。ところが、スペイン語では主語によって動詞が活用します。そのため、例えばhablar(話す)という動詞は、私が話す場合は「hablo」、彼が話す場合は「habla」と活用することから、主語がなくても動詞だけ見れば誰の行動なのかを判断することができるのです。

8.状態や存在の「~である」を意味する動詞が2種類ある

英語ではbe動詞(am、are、is)が人や物など、さまざまな対象に使われるのに対して、スペイン語では「ser(セール)」と「estar(エスタール)」の2つを使い分ける必要があります。主にserは、性質・材質・時間・出身地などの「すぐに変化しないもの」、反対にestarは、体調や天気のような「時間の経過によって変化しそうなもの」を表します。

9.名詞によって冠詞が変化する

どんな名詞なのかを説明するために名詞の前につける冠詞は、日本人にとって分かりにくい存在だといえます。英語には定冠詞(the)や不定冠詞(a、an)がありますが、スペイン語では形容詞と同様に、名詞の性別や数によって冠詞の形が異なります

また、付加する名詞が男性名詞か女性名詞かが分からない場合、性別があいまいな名詞に付加する「中性」の形態も存在します。

10.過去・現在・未来などの時制の表現が複雑

時計

時制とは、動詞によって時間の概念を表す方法で、日本語では「行く」「行った」のように表現されます。一方、英語には「過去」「現在」「未来」の基本時制と、それぞれに対して進行形・完了形・完了進行形があることから、合計12種類の時制が存在することになります。

そして英語と同様に、スペイン語にも複雑な時制の表現があります。ここでは直接法と接続法という、2つの表現方法についてご紹介します。

直接法

直説法とは、事実や現実などの確実なことを述べる方法です。現在のほかに、過去と未来についての表現方法が8つあります。

スペイン語の時制:直接法(過去)の解説
  • 点過去 : ▽の時点で~した(過去に起こったすでに完了したできごと)
  • 線過去 : ▽の時点で~していた(過去の習慣や繰り返し行っていたこと)
  • 現在完了 : ▽の時点で(現在)、~し終わったところだ、~したことがある
  • 過去完了 : ▽の時点で~し終わっていた、~したことがあった
スペイン語の時制:直接法(未来)の解説
  • 過去未来完了 : ▽の時点で、▼には~しているだろうと思った
  • 過去未来 : ▽の時点で、~するつもりだった
  • 未来完了 : ▼には~しているだろう
  • 未来 : ~するつもりだ

接続法

不確実なことを述べる際に使われるのが接続法です。願望や考察のほか、現実とは反対のこと、行為について感情を表すような場合に用います。接続法には、主に4つの表現があります。

時制
現在 彼が来るのでうれしい
現在完了 彼が来たのでうれしい
過去 彼が来たのでうれしかった
過去完了 もし彼が来たら、うれしかったのに

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世界の平和を祈りながら。

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  1. 一日2時間スペイン語学習 どんなに忙しくても最低1時間
  2. 習ったことのまとめをこのコラムでする。
  3. 人知れずする
  4. 泣き言いわない
  5. 仕事を言い訳にしない

大学卒業後、バブル時代をリクルートコスモス社にて勤務。
アメリカMBA留学中に、学費を稼ぐために自身の大学にて日本語講師を3年間勤める。
時を同じくイリノイ州日本人学校補習校で中学生担任を勤める。
帰国後米国大手システムコンサルタント会社勤務、GMジャパンカスタマーサポートチームマネージャー職を歴任。
1997年外国語会話ラングランドを創業
現在株式会社ローランドコーポレーション代表取締役
妻一男二女の5人家族

趣味 ランニング、ゴルフ、水泳、空手など

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