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TOEIC学習のプロが教えるTOEIC 攻略[最難関PART7を攻略するために]

TOEIC L&R テストの学習を始める皆さん

大学生が進級や大学院への進学に、社会人が社内の昇級・昇進、また転職活動のために、ベテラン世代が第二のキャリアに備えてなど、さまざまな場面で英語力を証明する資格として採用されているのが、TOEIC L&R テスト。 2018年度は、約3,100の企業・団体・学校などで採用され、年間の受験者数も250万人に達しました。

最難関PART7の学習を始めるにあたって、知っておくべきこと

TOEIC L&Rテストで最難関なのがPART7の文章読解。

高スコアを目指す受験生にとり大きな壁となっています。
ちなみに、日本人の典型的なスコア配分ではリスニングパートに比べて、リーディングパートが低い傾向が強いです。極端なケースだとリスニングパートのスコアに対して、リーディングパートのスコアが半分なんて言うこともざらです。600点くらいのスコアの方であれば、最もみられるスコアの配分は、リスニング350点、リーディング250点くらいでしょう。

このスコアのギャップを生んでいる最も大きな原因がPART7です。文章量が多くて、頭に入らない、時間が足りなくて、最後のトリプルパッセージは全部塗り絵(適当にマーク)になった、問題文と設問分を行ったり来たりして焦る

など、一度でもTOEIC L&Rテストを受験したことがあれば、誰もが感じることです。

でも、そのPART7、実は重要な事実一つがあるのはあまり受験者が気づいていません。
それは

「問題を全部読まなくても解ける”ラッキー問題”が必ず含まれている」ということです。

具体的な例で見てみると、下記の図に示したように、枠で囲われたセンテンスは、結果として読まなくてもよく、正解が得られます。
この出題は、全文(問題文と設問分併せて)が330文字です。
そのうち囲われた文字数(読まなくてもよいセンテンス)は136文字。

参照図:ETS公式問題集6 PART7シングルパッセージ出題

大問の4割も読まずに、正解が得られます。
もちろん、解き始める前からどのくらい読まなくても正解が得られるのはわかりません。

でも、これからTOEICの学習を始める人は、ぜひこの事実を前もって知った上で正しく準備をしてください。

「いかに読む文字数を減らせるか?」「なるべく多くの問題をちゃんと解く」「最後まで解ききる」「高スコアへ

このことをぜひ意識して、 日ごろの学習をスタートしてください。

※上記を実現する、PART7の正しい読み方は動画で解説しています。

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