TOEIC Study TOEIC勉強法

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TOEICを就活に有効活用

年々、受験者数が増加し続けているTOEICテスト。「自分の英語力がどれくらいのレベルなのかを知る物差しとして」、「英語力を伸ばすための指標として」、「自分の英語力をアピールする証明として」など、受験の目的は様々ですが、受験者の中には就職活動中の方も多いでしょう。

ここでは、就活中の方に向けて、TOEICが就活に役立つ理由就活生が目標とすべきTOEICスコアについて触れていきます。

TOEICが就活に役立つ理由とは?

TOEICが就活に役立つ理由として、以下のようなことが挙げられます。

4技能のバランスのとれた英語力をアピールできる

○サインを出す外国人男性

2013年にIIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が行った「上場企業における英語活用実態調査」によると、企業における英語使用部署での各技能の使用割合は、リスニングが23.1%、リーディングが27.2%、ライティングが26.5%、スピーキングが23.2%とほぼ均等です。つまり、「聞く」「読む」「書く」「話す」という4技能のバランスが取れた英語力が必要とされるということがわかります。
TOEICテストでは、それぞれの能力をスコアでアピールすることが可能です。

上場企業の58%がTOEICスコアを採用時に参考にしている

2014年11月、2015年2月の「人材育成における英語に関する調査」によると、上場企業の58%が採用時にTOEICスコアを参考にしているというデータがあります。
TOEICは多くの企業・学校・官公庁で導入されており、大変認知度の高い試験です。就活でのアピール材料としては最適な資格といえます。

学習プロセスが自己PRにつながる

学習する外国人男性

2015年にIIBCが実施した「就職活動と資格に関する調査」では、TOEICスコアを就活時に取得してよかった理由として、「ES(エントリーシート)に記述できた」「面接で話題になった」「自己PRに使用した」「就職活動の選択肢が広がった」などの回答が寄せられました。また、本選考時だけではなく、「インターンシップでTOEICを活用した」という回答も報告されています。
英語力のアピールはもちろんのこと、目標のスコアを達成するまでの過程も自己PRにつながります。

就活終了後のキャリアアップにも活用できる

2013年にIIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が行った「上場企業における英語活用実態調査」によると、TOEICスコアを移動や昇進・昇格の要件にするかという質問に対し、「要件にしている」という企業は15.8%、「要件にしていないが、将来はそうする可能性がある」という企業が47.8%という回答が得られたという報告があります。
さらに、海外出張者・海外赴任者の選抜にTOEICを使用している企業はそれぞれ3割前後という数字が出ています。

「就活のためにTOEICを取得しよう」と検討される方は多いものですが、TOEICの活用の場は採用時だけではありません。就活後まで活躍の場を広げるためにも、TOEICは役立つ資格といえるでしょう。

企業が新入社員に求めるTOEICスコアは?

2013年のIIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が実施した「上場企業における英語活用実態調査」によると、企業が新入社員に期待するTOEICスコアは、前回の調査(2011年)では平均550点であるのに対し、平均565点という報告があります。

なお、中途採用社員については2011年時点で600点、2013年時点で710点という結果から、即戦力となる英語力を持つ人材を求めていることがうかがえます。

企業が新入社員に期待するTOEICスコア(平均)

 

2011年

2013年

新入社員

550点

565点

中途採用社員

600点

710点

新入社員の業種別平均スコア比較

IIBCの「2016年度新入社員TOEIC L&Rの最新データ」によると、各業種の新入社員のTOEICスコアは以下の通りとなります。(人数は業種により異なります)

業種

スコア

水産・農林

448点(40人)

鉱業

701点(90人)

建設

425点(1,643人)

食品

495点(482人)

繊維・紙

532点(434人)

化学

505点(1,602人)

薬品

527点(431人)

石油

551点(281人)

窯業

554点(328人)

鉄鋼

555点(567人)

非鉄金属

502点(342人)

機械

496点(2,875人)

電機

485点(6,948人)

造船

446点(201人)

車両

493点(4,903人)

業種

スコア

精密機器

453点(453人)

その他製造

487点(679人)

商社

556点(733人)

小売業

455点(228人)

金融

540点(2,356人)

証券・保険

508点(2,319人)

不動産

556点(123人)

運輸

482点(1,016人)

電気・ガス

452点(470人)

マスメディア

614点(251人)

サービス

486点(4,465人)

政府機関

535点(614人)

公共団体

705点(95人)

民間団体

417点(33人)

その他

577点(14人)

あなたの現在のスコアは?

TOEICスコア495点未満の場合

現在のTOEICスコアが企業側の期待値に届いていないという方は、自分の志望業界の目標スコアを確認し、計画的に学習に取り組むことが大切です。まずは600点を目標にチャレンジしてみましょう。

TOEICスコア495~795点の場合

企業が新入社員に期待するTOEICスコアの平均は565点ですが、人気業界を目指す場合、スコアは最低でも600点は必要です。周囲との差をつけるのであれば、TOEIC L&RとTOEIC S&WのW受験もおすすめです。

TOEICスコア800点以上の場合
外国人と話す日本人女性

「上場企業における英語活用実態調査」によると、国際部門での業務遂行には700点以上のスコアを期待する企業が68.6%というデータが報告されています。TOEICスコア800点以上の場合、海外部署への配属を希望することも可能でしょう。

TOEICは就活での自己PR材料になることはもちろん、配属先の選択肢が広がる、昇進・昇格の参考となるなど、採用後のキャリアアップにも結びつきます。現時点でのスコアに満足せず、さらなるレベルアップを目指していきましょう。

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