Spanish Columnスペイン語会話コラム

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スペイン語のアルファベットの順番と読み方

スペイン語のアルファベット(Alfabeto español)は、英語に似ているようで微妙に異なることから、とっつきにくいと感じている人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、スペイン語の基礎中の基礎ともいえるアルファベットについてご紹介していきます。

特に、スペイン語は、日本人が発音しやすい外国語の一つといえることから、アルファベットの読み方を知っておくことで、確実にスペイン語会話のスキルはアップします。さらに、発音する際の注意点を抑えておけば、ネイティブとの会話にも役立つはずです。

スペイン語のアルファベット一覧

大文字
mayúscula
小文字
minúscula
読み方
A a a
B b
C c θé
D d
E e é
F f éfe エフェ
G g ħé
H h átʃe アチェ
I i í
J j ħóta ホタ
K k
L l éle エレ
M m éme エメ
N n éne エネ
Ñ ñ éñe エニェ
O o ó
P p
Q q
R r ére エレ
S s ése エセ
T t
U u ú
V v úbe ウベ
W w úbe dóble ウベドブレ
X x ékis エキス
Y y ye イェ
Z z θéta セタ

Wは、二重のVという意味の「ウベ・ドブレ」や「ドブレ・ウベ」と呼ばれています。また、Yは、2010年に定められたスペイン語正書法で「イェ」という読み方に統一されましたが、それまでは「イグリエガ」とも呼ばれていました。

ただし、次のような表現は以前、一文字として扱われていましたが、現在ではアルファベットに含まれていません。

大文字
mayúscula
小文字
minúscula
読み方
CH ch che チェ
LL ll élle エジェ
- rr érre エレ

アルファベットを発音する際の5つの注意点

スペイン語のアルファベットは、見た目はほとんどローマ字と同じとはいえ、読み方に苦戦してしまう人は多いようです。特に、次の5つの点には注意が必要です。

1.BとVの発音は同じ

スペイン語ではBとVの発音は大体同じ

英語の土台を意味するbase[béis]と、花瓶を表すvase[véis]の発音の仕方が違うように、英語ではbとvの発音が異なるのに対し、スペイン語にはこれといった違いがありません。

例えば、世界的に有名なサッカーチームのBarcelona(バルセロナ)や、相手を促す際に使われるvamos(バモス)のように、どちらも日本語の「ば」とほぼ同じような発音になります。

2.LとRの発音は明確に分ける

日本人にとって、スペイン語のL[éle]とR[ére]の発音の違いは、英語よりも聞き分けが難しいかもしれません。pelo(髪)・pero(しかし)・perro(犬)のように、似たような音に聞こえても意味が異なる単語があるため、くれぐれも使い方にはご注意ください。

LとRの詳しい発音については、「スペイン語の発音の基本」をお読みください。

3.Cは英語のthのように発音する

英語のthankやthinkなどのthの音は、舌先を上の前歯に付けた状態で発することはよく知られていますが、スペイン語ではcの発音がそれにあたります。

スペイン語の数字のゼロを表すceroは、舌を上の歯につけて「セロ」と発音しますが、実はこのような発音はスペイン本国特有のもので、中南米では日本語の「せ」と同じように発音します。

4.語末のDは発音しない

スペイン語では、dが語末にくる場合に「ド」とは発音せず、thような無声音に変わることがあるため、慣れないうちは聞き取りが難しいかもしれません。

例えば、二人称単数のあなたという意味のustedは「ウステ」、英語のバラエティーと同じ意味のvariedadは「バリエダ」と聞こえます。

5.Hはほとんど発音しない

H[átʃe]という文字はあれど、スペイン語ではすべて無音として扱われるため発音しません。これは、ポルトガル語やフランス語、イタリア語などの、ヨーロッパの言葉に多く見られる特徴です。

ホテルを表すhotelは「オテル」、歴史を意味するhistoriaは「イストリア」と発音するように、英語でおなじみの単語でもhが無視されてしまうのです。ただし、「Hanako」や「Haití」のような固有名詞はそのまま発音されます。

スペイン語の母音や子音の特徴

日本語に「あ」「い」「う」「え」「お」の5つの母音があるのと同様に、スペイン語でも母音は5つです。順番は日本語と異なり、「a」「e」「i」「o」「u」となります。

それに対して英語の母音は16個。さらに、中国語に至っては、6個の短母音に二重母音や三重母音を加えると、全部で36個になるんだそうです。このことから考えても、スペイン語は日本人にとって発音しやすい外国語だということが分かります。

また、スペイン語の子音は基本的にローマ字と同じですが、中には異なる読み方があるので注意しましょう。

例えば、ローマ字ではカ行はKが使われますが、スペイン語ではca(カ)・qui(キ)・cu(ク)・que(ケ)・co(コ)となります。これは、もともとスペイン語にはKがつく単語がなかったためで、koala(コアラ)やkaraoke(カラオケ)、ketchup(ケチャップ)のように、Kが使われている単語のほとんどは外来語なのです。

そのほかに、スペイン語にはザ行がないのが特徴で、sもzもどちらもサ行の発音になります。日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師のザビエルは実は英語読みで、正しくはXavier(シャビエル)と発音します。

このように、スペイン語の子音は、日本語や英語とは発音がやや異なることから、いろいろな違いを楽しみながらスペイン語の学習を進めてみてはいかがでしょう。

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  2. 習ったことのまとめをこのコラムでする。
  3. 人知れずする
  4. 泣き言いわない
  5. 仕事を言い訳にしない

大学卒業後、バブル時代をリクルートコスモス社にて勤務。
アメリカMBA留学中に、学費を稼ぐために自身の大学にて日本語講師を3年間勤める。
時を同じくイリノイ州日本人学校補習校で中学生担任を勤める。
帰国後米国大手システムコンサルタント会社勤務、GMジャパンカスタマーサポートチームマネージャー職を歴任。
1997年外国語会話ラングランドを創業
現在株式会社ローランドコーポレーション代表取締役
妻一男二女の5人家族

趣味 ランニング、ゴルフ、水泳、空手など

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