Spanish Columnスペイン語会話コラム

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吹き出しを指さす、眼鏡をかけた外国人の男性

英語の動詞の活用には、原形・過去形・過去分詞の3つしかないのに対して、スペイン語は現在分詞・過去分詞のほか、直説法(現在・点過去・線過去・未来・過去未来)、命令、接続法(現在・過去)など、多くの活用があります。

スペイン語の勉強をはじめてみたものの、動詞の活用の多さから挫折してしまったという人は多いことでしょう。ところが、スペイン語を話す上で、全ての活用を覚えなければいけないというわけではありません。スペイン語を母国語としている人たちが、すべての活用を覚えているかと言えば、そうではないのです。

いきなり全ての動詞を覚えることは大変難しいことですが、ここで紹介する動詞の種類と簡単な活用のルールを覚えておけば、初歩的な会話に活かすことができます。

スペイン語の動詞の分類

動詞の構成

語幹と語尾で構成されるスペイン語の動詞は、語尾が「-ar」「-er」「-ir」の3種類しかないのが特徴です。そして、それらは不定詞(原形)の語尾が規則的に変化する「規則動詞」と、動詞自体が不規則に変化する「不規則動詞」の2つに分けられます。

規則動詞は語尾ごとに決められた一定の規則に従って活用することから、ルールさえ覚えておけば何とかなりますが、不規則動詞は、特に直説法現在形の1人称単数で不規則に変化するタイプが多いことから、暗記に頼らざるを得ません。ここで紹介するそれぞれの動詞の違いを理解して、活用の暗記に役立てましょう。

1.規則動詞 –ar動詞

不定詞の語尾が“ar”で終わる動詞のうち、直説法の現在形が規則的に活用する動詞を「-ar動詞」といいます。-ar動詞の直説法現在形には、次のような語尾の活用ルールがあります。

不定詞(原形) -ar
単数 1人称 -o
2人称 -as
3人称 -a
複数 1人称 -amos
2人称 -áis
3人称 -an

上の表のルールを「amar(愛する)」「hablar(話す)」「tomar(取る・食べる)」の3つの-ar動詞に当てはめると、次のような活用になります。

不定詞(原形) amar(愛する) hablar(話す) tomar(取る・食べる)
単数 1人称 amo Hablo Tomo
2人称 amas hablas Tomas
3人称 ama habla Toma
複数 1人称 amamos hablamos Tomamos
2人称 amáis habláis Tomáis
3人称 aman hablan Toman

2.規則動詞 –er動詞

不定詞の語尾が“er”で終わる動詞のうち、直説法の現在形が規則的に活用する動詞を「-er動詞」といいます。-er動詞の直説法現在形には、次のような語尾の活用ルールがあります。

不定詞(原形) -er
単数 1人称 -o
2人称 -es
3人称 -e
複数 1人称 -emos
2人称 -éis
3人称 -en

上の表のルールを「beber(飲む)」「comer(食べる)」「leer(読む)」の3つの-er動詞に当てはめると、次のような活用になります。

不定詞(原形) beber(飲む) comer(食べる) leer(読む)
単数 1人称 bebo como leo
2人称 bebes comes lees
3人称 bebe come lee
複数 1人称 bebemos comemos leemos
2人称 bebéis coméis leéis
3人称 beben comen leen

3.規則動詞 –ir動詞

不定詞の語尾が“ir”で終わる動詞のうち、直説法の現在形が規則的に活用する動詞を「-ir動詞」といいます。-ir動詞の直説法現在形には、次のような語尾の活用ルールがあります。

不定詞(原形) -ir
単数 1人称 -o
2人称 -es
3人称 -e
複数 1人称 -imos
2人称 -ís
3人称 -en

上の表のルールを「escribir(書く)」「subir(乗る・上がる)」「vivir(住む・生きる)」の3つの-ir動詞に当てはめると、次のような活用になります。

不定詞(原形) escribir(書く) subir(乗る・上がる) vivir(住む・生きる)
単数 1人称 escribo subo vivo
2人称 escribes subes vives
3人称 escribe sube vive
複数 1人称 escribimos subimos vivimos
2人称 escribís subís vivís
3人称 escriben suben viven

4.不規則動詞

考えている女性

活用が不規則な不規則動詞には、似たような活用のタイプに分類できるものと、それぞれが独自のルールで活用するものの2つに分けられます。次に紹介する3つのグループの1人称単数形に注意しながら、それぞれの活用を確認してみましょう。

1つめのグループは、1人称単数形が”-go”で終わる不規則動詞です。次の2つの例のうち「hacer(する)」は、1人称単数形のほかは規則的に活用しているのに対し、「venir(来る)」の場合は、1人称単数以外の人称でも不規則に変化しているのが分かります。

不定詞(原形) hacer(する) venir(来る)
単数 1人称 hago vengo
2人称 haces vienes
3人称 hace viene
複数 1人称 hacemos venimos
2人称 hacéis venís
3人称 hacen vienen

2つめのグループが、1人称単数形が”-zco”で終わる不規則動詞です。このグループは次の2つの例のように、1人称単数形が不規則に変化する以外は、それぞれ規則的に活用しています。

不定詞(原形) agradecer(感謝する) conducir(運転する)
単数 1人称 agradezco conduzco
2人称 agradeces conduces
3人称 agradece conduce
複数 1人称 agradecemos conducimos
2人称 agradecéis conducís
3人称 agradecen conducen

3つめのグループは、1人称単数形が独特な形に変化する不規則動詞です。次の2つの例のうち、「saber(知っている)」は1人称単数形のほかは規則的に変化しているのに対して、「ir(行く)」は全ての人称が独自に活用しています。

不定詞(原形) saber(知る) ir(行く)
単数 1人称 voy
2人称 sabes vas
3人称 sabe va
複数 1人称 sabemos vamos
2人称 sabéis vais
3人称 saben van

saberのように活用する動詞は、他に「ver(見る)」「dar(与える)」があるほか、irのような活用の動詞には、「ser(~である)」や「haber(~がある)」などがあります。

知っておくべきスペイン語の動詞serとestar

笑顔で手を広げている男性

「~である」という意味のserとestarの2つのスペイン語の動詞は、“is”や”are”のような英語のbe動詞の当たります。直訳するとどちらも同じ意味になりますが、用法は微妙に異なるので使い方には注意しましょう。

serとestarの直説法現在形の活用は次のとおりです。

不定詞(原形) ser estar
単数 1人称 soy estoy
2人称 eres estás
3人称 es esta
複数 1人称 somos estamos
2人称 sois estáis
3人称 son Están

ser+名詞

次の例のような「ser+名詞」の文章は、すぐに変化しない永続的な国籍や身分、職業を表しています。

Soy japonés. 私は日本人(男性)です。
Soy estudiante. 私は学生です。
Somos maestros. 私たちは教師です。
Son policía. 彼らは警察官です。

ser/estar+形容詞

「ser+形容詞」は、時間が経っても変わらない主語の性質を表す際に使われるのに対して、「estar+形容詞」では主語の一時的な状態を表します。次の例文で比べてみましょう。

ser+形容詞
¿Como es Diego? ディエゴはどんな人ですか?
Es amble. 彼は親切な人です。
esta+形容詞
¿Como esta Diego? ディエゴはどんな様子ですか?
Esta cansado. 彼は疲れています。

ser/estar+場所

「ser+場所」は主語の出来事が行われる場所を表していますが、「estar+場所」では主語の所在を表す際に用いられます。

ser+場所
El concierto es en el Teatro Nacional. そのコンサートは国立劇場で行われます。
esta+場所
El museo está cerca. 美術館は近くにあります。

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  5. 仕事を言い訳にしない

大学卒業後、バブル時代をリクルートコスモス社にて勤務。
アメリカMBA留学中に、学費を稼ぐために自身の大学にて日本語講師を3年間勤める。
時を同じくイリノイ州日本人学校補習校で中学生担任を勤める。
帰国後米国大手システムコンサルタント会社勤務、GMジャパンカスタマーサポートチームマネージャー職を歴任。
1997年外国語会話ラングランドを創業
現在株式会社ローランドコーポレーション代表取締役
妻一男二女の5人家族

趣味 ランニング、ゴルフ、水泳、空手など

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