1. ラテ子の初めて旅行体験記 Vol.2 ~ベリーズ編 洞窟ツアー~ 

WaiWaiブログ

ラテ子の初めて旅行体験記 Vol.2 ~ベリーズ編 洞窟ツアー~ 

2009/04/11

さてベリーズ2日目です。宿泊先のチャー・クリークは、自然の中にコテージが転々と建っているつくりになっているので鳥のさえずりしか聞こえない静かな場所。部屋には電話もTVもないのです。モーニングコールもマンパワーです。スタッフがドアをたたきにきてくれるついでにコーヒーを持ってきてくれます。コーヒーはアメリカと同じ(=薄い)のでスペインのカフェ・コン・レーチェ(カフェオレです)が大好きなラテ子にとってはちょっと物足りない感じでしたがここはアメリカ大陸。仕方がないのであります。


今日はチャー・クリークのスタッフも私がくじけず帰ってこられるかと心配してくれている洞窟探検に行く日です。ベリーズで洞窟ツアーというとマヤの宗教儀式が行われた洞窟を見に行くツアーが大半です。その中でも難易度が高いほうになるというツアーなのですが果たしてどんなツアーなのか... 朝8:00に通称ATM(銀行のキャッシュディスペンサーじゃありません)と呼ばれている洞窟の専門ガイドの人が車で迎えに来てくれます。今日の担当はフランシスコさん。チャー・クリークに長期滞在しているご夫婦が「彼のガイドは最高よ!楽しんできて!」と声をかけてくれました。


洞窟への装備はTシャツ 半パン ぬれても良い運動靴です。とにかくぬれてもすぐ乾きそうなものが良いといわれました。どんだけ濡れるんだろうとちょっと不安になりなましたがとにかく出発!


チャー・クリークを出てすぐ、サンイグナシオの町で洞窟へのエントランス・フィーをフランシスコさんが払いに行き、1時間ぐらい車で走ったところでまずはトイレ休憩。それからさらにラフな道を20分走ります。途中民家兼検札所のような場所でチケットをみせて、さらに10分進むと駐車場があります。そこから洞窟までは徒歩です。木々が生い茂る山道を歩きます。ただ起伏がなだらかなので息切れはしません。いきなり歩き始めて5分のところで、靴を履いたまま川を渡りました。(もちろん橋はありません)膝ぐらいの深さの川を歩いて渡るのです。(季節によって水位が異なるらしいのですが...) その後も洞窟につくまで同じような川を2回渡ることになります。歩き始めて1時間程度すると洞窟へ入る前に軽食が取れる簡単な場所とトイレ(といっても自然の中にちょっとした囲いがあるだけ・・・)があるキャンプサイトに到着します。ここで洞窟探検をする前にチャー・クリークで用意してもらった軽食を食べます。そして懐中電灯のついたヘルメットとライフジャケットを渡されいよいよ洞窟へ。まず入り口からしてものすごく神秘的。


ガイドのフランシスコさんは洞窟がマヤ人にとってどういう意味を持った世界なのかということをわかりやすく説明してくれました。洞窟の正式な名称は「アクトゥン トゥニチル ムクナル」舌かみそう・・・ アクトゥンはマヤ語で洞窟の意味だそうです。


フランシスコさんが、「洞窟に入ったら先頭の人は僕が言ったことを正しく後ろに伝言すること。一語一句正しくね。」と洞窟での注意事項を皆に説明。なんか探検隊みたい・・・そんなにハードなのかしら... 多少の不安を抱きながらいざ出発。


まず、入り口は川につながっているため泳いで中に入ります。もちろん洞窟の中は電気も道も手すりも何もない自然のままです。(なんかインディージョンズのテーマ曲が頭の中に流れてきた・・・) 観光客の安全をこれでもかというほど考えて開発された観光地慣れした日本人の私にはちょっとカルチャーショック?です。途中胸まで水につかりながらここ通れるの?と思えるぐらいの隙間を入って洞窟の奥に進んで行きます。最終目的地は、マヤ人が農業の繁栄や雨乞いなどを目的に祈りや生贄の儀式をしていた聖なる場所です。途中マヤ人が雨の神と呼ぶチャックの形のように見える鍾乳石など美しい景色が点在しています。水の中を歩き、岩を登りやっとたどり着いた場所には儀式で生贄にされた人の骨や食事の仕度に使用した土器が発見されたときのまま残っています。



もちろん柵はありません。遺跡を破壊しないために靴を脱いで靴下でガイドの説明と注意をよく聞いて土器や骸骨があるすぐそばを歩いて見学します。神秘的な鍾乳石に囲まれた場所に残された約1500-2000年近く前の遺跡を見ているとここまでのハードな道のりのことなど忘れてしまうほど感動します。ナショナル・ジオグラフィックのプレゼンテーターも絶賛している場所のひとつだというのも納得です。


人間の生活のために人間の血を捧げる。生贄の文明。残酷でもあるけれども彼らには必要な事だったんだなぁと儀式のあとを目の前にして感じました。


 


こういう発掘されたままの状態で囲いなどもつけずに発掘品を見せているのはおそらくベリーズだけだろうということです。これも人があまり多く来て収拾つかなくなったら変わってしまうのかもしれませんが...。


帰りも同じように水につかりながら岩を登りながら戻っていくのですが 行きで慣れたのと神秘的な儀式の跡を間近で見た感動の余韻とで行きより楽に感じました。


ガイドのフランシスコさんの助けをかりながらとはいえ、運動とは縁のない私が最後まで行って帰って来れたので、普通の人もがんばれば行けるツアーだと思います。それにしてもガイドさんと一緒のツアーだった男性のメンバーには大変お世話になりました。5人で行ったのですが最後には同じミッションをやり遂げたというようなとても強い連帯感のようなものが生まれていました。


また同じ山道を歩いて駐車場へ戻ります。椰子の葉と木で囲いを作った簡易更衣室で着替えを済ませてホテルへ。今日は思いっきりぐっすり寝られそうです。


それにしてもこのツアーは感動した!! 今までの旅の中でNo.1とっても過言ではないかも。


明日は国境を越えてグアテマラへ ティカルのピラミッドを見に行くぞ! 次回をまたお楽しみに!


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